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  • No : 1059
  • 公開日時 : 2016/04/22 17:11
  • 更新日時 : 2017/11/24 18:56
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無線LANが干渉しています

回答

無線LANはその特徴から、設置環境や周囲の無線LANからの影響を受けて、十分な速度が出なかったり、接続が予期せず切れたりすることがあります。

 

干渉要因になり得るのは、例えば以下のような事柄があります。

 

  • 無線LANアクセスポイントまで遠い、壁が多い、壁や天井の材質
  • 同じ周波数帯を使用する機器類(2.4GHz帯のコードレス電話、ドアホン、Bluetooth機器など、5GHz帯の気象レーダー)やノイズを発する電化製品(電子レンジなど)の存在
  • 周囲の無線LANの存在

 

このうち周囲の無線LANの存在に関しては、無線LANアクセスポイントを設定変更して接続に使用するチャンネルか周波数帯を変更すれば、影響を軽減することが出来、その他の干渉要因と比較すると対処がしやすいと言えるでしょう。

 

まず現在の無線LANアクセスポイントへの接続に使用しているチャンネル/周波数帯/チャンネル幅、周囲の無線LANの使用しているチャンネル/周波数帯/チャンネル幅を弊社FAQ「周囲の無線LANのチャンネルなどを知りたい」を参照して確認しておきます。

 


◯周波数帯 : 2.4GHz(IEEE802.11b/g/n)

2.4GHz帯のネットワークでは1ch刻みで1〜13chが使用できます。

 

これらのチャンネルは、隣のチャンネルと少しずつチャンネル幅が重なっているため、完全に干渉がないようにするには、5チャンネルを空ける必要があります。干渉のないチャンネルの組み合わせは例えば1ch/6ch/11chです。5チャンネル以内に他の無線LANアクセスポイントがあれば、相応に干渉が発生しているということになります。

 

IEEE802.11bでは14chも利用できました。このチャンネルは日本国内専用で非対応の製品も多くあります。また他のチャンネルと離れているため、11ch以下と干渉しません。

 

IEEE802.11nではさらに複数チャンネルを組み合わせて高速化するチャンネルボンディング技術により、チャンネル幅を40MHzにして動作する無線LANアクセスポイントもあります。この無線LANアクセスポイントと完全に干渉がないようにするには、8チャンネルを空ける必要があります。干渉のないチャンネルの組み合わせは例えば1ch/9chです。

 

 


◯周波数帯 : 5GHz(IEEE802.11a/n/ac)

5GHz帯のネットワークでは4ch刻みで36〜64ch、100〜140chが使用できます。これらのチャンネルはチャンネル幅が重なり合っていませんので、同じチャンネルを使用する他の無線LANアクセスポイントがなければ、干渉要因とはなりません。

 

ただし52ch以降のチャンネルは気象レーダーとの干渉が検出されると、一時的に停波しますので、36〜48chの4チャンネルのいずれかを使用するのが良いでしょう。

 

IEEE802.11nでは2.4GHz帯で運用する時と同様にチャンネル幅を40MHzにして動作する無線LANアクセスポイントもあります。これはチャンネル幅の重なりがありますので、この無線LANアクセスポイントと完全に干渉がないようにするには、8チャンネルを空ける必要があります。干渉のないチャンネルの組み合わせは例えば36ch/44ch/52ch/60ch、100ch/108ch/116ch/124ch/132chです。8チャンネル以内に他の無線LANアクセスポイントがあれば、相応に干渉が発生しているということになります。

 

IEEE802.11acではさらにチャンネルを組み合わせており、チャンネル幅が80MHzが必須、160MHzがオプションです。無論チャンネル幅が重なりますので80MHz幅の無線LANアクセスポイントと完全に干渉がないようにするには、16チャンネルを空ける必要があります。干渉のないチャンネルの組み合わせは例えば36ch/52ch、100ch/116chです。

160MHz幅の無線LANアクセスポイントはチャンネル幅が大きいために36chにひとつ、100〜112chの間にさらにひとつしか160MHz幅の無線LANは作れません。

 

 



参考「Wi-Fi および Bluetooth:ワイヤレス通信を妨げる要因について(Appleサポート)」

参考「Wi-Fi ルーターおよび Wi-Fi アクセスポイントの推奨設定(Appleサポート)」


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